前の画像へ
次の画像へ

抗真菌薬は薬の一種であり、水虫をはじめとしたさまざまな症状に対して処方される物となっています。
ではこの抗真菌薬とはそもそも何なのかというと、効果としては「真菌の活動を阻害して増殖を防ぎ、既に発生した真菌を殺菌する」ということになります。
ニゾラール 主なものにニゾラールなどがあります。

薬のタイプとしては主にポリエン系、アゾール系、キャンディン系の三種類があり、それぞれによって作用機序は異なりますが目的はある程度共通しています。
ただしかし抗真菌薬について注意をしなくてはならないのはまず対象となる真菌によって最も有効となるタイプが異なるということです。
アゾール系は比較的多くの真菌に対して効果を示すようになっていますが、状況によってはキャンディン系などの方が効果が見込める場合もありますから、状況に応じた使い分けを意識するようにしなくてはなりません。
またもう一つ注意が必要なのは、抗真菌薬を中途半端に使うと真菌が薬剤耐性を得てしまうリスクがあるということです。
薬剤耐性とは特定の薬剤の効果を無効化する能力のことであり、例えばアゾール系の薬を真菌が完全に殺菌されない程度で長期間使い続けるということになると、その真菌がアゾール系の抗真菌薬に対して薬剤耐性を持ってしまい、アゾール系は一切効果が無いということにもなりかねないのです。

この点はかなり見落とされがちなところで、特に医師から処方された抗真菌薬を使って一旦症状が落ち着いたところで「もう治ったから使わなくてよいだろう」と自己判断をしてしまうことで引き起こされやすいリスクとなっています。
抗真菌薬は真菌に対する特効薬ではありますが、その分しっかりとした使い方を意識していないと後で困ることになりますから事前にしっかり勉強しておきましょう。